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金魚飼育におすすめのフィルターを紹介!交換頻度やフィルターなしの飼育も考察

金魚の飼育には、適切なフィルターが必要不可欠です。

そこで今回は、金魚飼育におすすめのフィルターをご紹介します。

さらに、適切な交換頻度やフィルターなしの飼育についても考察していきます。

金魚のフィルターを色々試しているけどいつもどれがいいのかわからない方や、

今使っているフィルターから別のフィルターに交換しようとしている方に最適な内容となっています。

ぜひ、毎日の金魚飼育の参考にしてください。

この記事に関して

この記事では写真の紹介に、インスタグラムの投稿をピックアップし、みんなが使っている金魚のフィルターの画像を閲覧できるようにしております。

また投稿の最後に、金魚の薬浴や塩浴に便利な濃度計算表(自動計算)へのリンクを掲載しています。

誰でも完璧な濃度で、金魚の薬浴や塩浴の量の計算ができます。ぜひご活用ください。

注意!

本記事では数ある観賞魚の中でも「金魚」を飼育している方向けにおすすめのフィルターの紹介をしています。

そのため、熱帯魚や川魚等の金魚以外の観賞魚には全く当てはまらない内容が多いです。

適した水質、水の鮮度等、金魚は他の観賞魚と根本的に異なります。ご了承ください。

金魚と水に関してはこちらに詳しくまとめています。

金魚のフィルターの存在意義

金魚用フィルターとは、水槽内の水を循環させ、濾過することで水質を維持するための装置です。

金魚が生きるためには、「適切な水質」が不可欠です。

ですが水槽という隔離された環境の中で飼育をするため、どうしても金魚の排泄物や餌の食べ残しなどが水中に残ってしまいます。

残った排泄物や餌の食べ残しは、腐敗したり、悪性の微生物の餌にもなるためそのままだと即、金魚にとって有害な水質の悪化を生み出します。

水質の悪化はそのまま、金魚の病気に直結するため、ほぼ毎日水槽の水を全て水換えができる方でない限り、フィルターは必ず必要になってきます。

金魚のフィルターは、そういった水中の汚れを取り除き、有益なバクテリアの働きによる分解を促進し、水質を維持するために不可欠なアイテムです。

金魚飼育におすすめのフィルター

金魚飼育によく使われるフィルターには、水槽の「外」に設置するものと、水槽の「中」に設置するものの2通りが存在します。

水槽の外に設置するタイプのフィルターはその多くが電気によって稼働するため、コンセントのある「室内飼育」専用に開発されており、屋外飼育での使用は不向きです。

そのため、屋外飼育を行う方は必然的に水槽の中に設置するフィルターの中から選ぶ流れになります。

ここでは金魚の飼育におすすめのフィルターを、それぞれピックアップして紹介しています。

金魚の飼育を具体的に想定した上でのメリット、デメリットまで記載していますので、ぜひ、今日からのフィルター選びの参考にしてください。

水槽の外に設置するフィルター

水槽の外に設置するタイプのフィルターを紹介しています。

基本的にコンセントをつなぐことで、モーターが駆動し、水を吸い上げることで濾過をおこないます。

そのため、電源のある部屋でしか使用ができず、ほとんどが室内飼育向けのものになります。

上部フィルター

メリット/デメリット

おすすめ度 

  • メリット :価格が比較的安く、価格の割に濾過能力が強い
  • デメリット:水量の調整ができない、水槽でしか使用できずサイズが限定的

上部フィルターは、水槽の上部に設置するフィルターで、水を吸い上げて濾過するタイプのフィルターです。

吸い上げた飼育水がフィルター内の濾過槽を通ることで水が濾過されていきます。

金魚のフンや食べ残しなどの物理的な汚れも除去しつつ、濾過槽内でのバクテリアによる生物濾過も行うことができるため、濾過能力は非常に高いです。

また、設置は水槽の上に置くだけ、駆動も電源につなぐだけでメンテナンスも簡単なため、初心者にもとてもおすすめです。

デメリットとして、濾過をする水量の調整ができないものが多く、水流に巻き込まれやすい、稚魚の飼育を行う際は避けた方が無難なことが挙げられます。

とはいえ、一般的に飼育されている数センチ以上のサイズの金魚を飼育する上では、水流はほとんど問題になりません。

水槽の上に置くことに特化したフィルターですので、水槽のサイズに応じたものを購入する必要があります。

水槽飼育以外のトロ舟や、対応サイズの無い小さな水槽では使用できるものがなく、一般的には60センチ以上の水槽での飼育に使用するフィルターになります。

色々使いましたが、私のおすすめの上部フィルターはGEXの「グランデシリーズ」一択になります。

別売のウェット&ドライ濾過層をカスタマイズして使用するのがおすすめです。

外部フィルター

メリット/デメリット

おすすめ度 

  • メリット :濾過能力が非常に高い
  • デメリット:設置にスペースが必要、メンテナンスがやや難解

外部フィルターは、水槽の外部に設置され、専用のタンク内で水を濾過するタイプのフィルターです。

水流量を調節できるため、金魚に適した水流を維持できます。

また水槽の外部に設置されるため、水槽内、上部のスペースを確保でき、水槽内の景観を崩すことなくフィルターを設置できます。

外部フィルターは、そのタンクの大きさから、圧倒的にフィルター部分の容量・面積が大きく、非常に効率的に水質を浄化することができます。

濾過能力の高さは、金魚飼育に使用されるフィルターの中でもトップクラスです。

また水槽の外の設置スペースさえ確保できれば、水槽内のスペースは取らないため、レイアウトも自由自在に行うことができます。

フィルターとしての性能には非常に恵まれている反面、設置がやや複雑で、初心者には向かない場合があります。

また、メンテナンスも定期的な洗浄が必要であり、他のフィルターに比べて規模も、かかる時間もかかるため手間がかかります。

価格面でも、ろ材まで一式で揃えると1万円以上するものが多く、他のどのタイプのフィルターよりも高価であることから、比較的ベテラン向けのフィルターと言えるでしょう。

全国の金魚愛好家に絶大な人気を誇るのがこのエーハイム社の外部フィルターです。

正直、見た目は他のメーカーのフィルターの方がかっこいいのですが、性能面ではピカイチです。

おすすめする上での懸念はやはり、本体代金に加えてろ材も一式を揃えるとお値段が張ることです、、、。

外掛け式フィルター

メリット/デメリット

おすすめ度 

  • メリット :取り付けやメンテナンスがとても簡単
  • デメリット:濾過能力がそれほど高くない

外掛け式フィルターは、水槽の外側に引っ掛けるように設置されるフィルターで、水槽内には設置されません。

外掛け式フィルターのメリットとしては、水槽内にスペースを取らず、取り付けが簡単で、初心者でも取り付けられる点です。

メンテナンスも非常に簡単に設計されており、フィルター部分をつまんで取り替えるだけです。

デメリットとしては、フィルター部分が使い捨てであり、定期的に購入し続ける必要があることと、濾過能力が他の水槽の外に設置するフィルターに比べて高くないことが挙げられます。

濾過能力に関しては、外掛け式フィルターの多くはフィルターが1枚だけであり、排泄物が多く水を汚す金魚飼育で使用すると、十分な濾過を行えないことが多いです。

手軽で安価なフィルターですが、本格的に金魚を飼育する上ではあまり出番がないかもしれません。

水槽の中に設置するフィルター

水槽の中に設置するタイプのフィルターを紹介しています。

中に設置するフィルターの大半が「空気(エアー)」の力で水流を作り、水を濾過します。

そのため、エアポンプとエアチューブとの3点セットで使用することが多く、それさえあれば屋外でも設置できることがメリットです。

水中に設置することからスペースはとるものの、フンや食べ残しなどの「物理的」なゴミを収集する能力に長けています。

スポンジフィルター

メリット/デメリット

おすすめ度 

  • メリット :安価でメンテナンスが簡単、どんな環境でも導入できる
  • デメリット:水槽内のスペースをとる、濾過能力が弱め、バクテリア濾過も弱く頻繁な洗浄が必要

スポンジフィルターは、エアポンプを使用し、空気を送り込んで水を動かし、スポンジで有機物をこしとることで水を濾過するタイプのフィルターです。

エアーの力で水を動かすため、水槽内への酸素の共有の役割も果たします。

メリットとしては比較的安価であるたり、初めての金魚飼育者にも手軽に導入しやすいことと、水槽内に設置することからどのような飼育環境でも導入が可能であることが挙げられます。

金魚を水槽以外の容器で飼育する方も多く、エアホースさけ繋げればエアーの力だけで稼働することから、さまざまなシーンで導入されています。

裏のメリットとして、スポンジのみのシンプルな作りであることから、フィルターの掃除が極めてしやすいだけでなく、スポンジの交換(買い替え)もほとんど必要ありません。

著者のスポンジフィルターは6年稼働していますが、スポンジは導入当初のままです。

フィルターの交換に伴うコストも全く発生していないため、コスパの良さは非常に優れていると言えるでしょう。

水中に設置するタイプのフィルターであるため、目に見える金魚のフンや食べ残しなどをとにかく吸い取る力はピカイチです。

デメリットとしては、上部フィルターや外部フィルターなどの水槽の外に設置するフィルターに比べると、濾過能力はかなり低く、頻繁なフィルターの掃除が必要であることが挙げられます。

スポンジのみであることから、濾過バクテリアの定着量も少ないため、水換えや掃除を頻繁に行える方向けのフィルターです。

スポンジフィルターは普段聞き慣れないコアなメーカーが多く、人によって好みのメーカーが分かれる傾向にあります。

細かく言うと、スポンジの荒さの違いなのですが、どのみち頻度高く掃除をするためあまり深く考えすぎないことをおすすめします。

投げ込み式フィルター

メリット/デメリット

おすすめ度 

  • メリット :安価でメンテナンスが簡単、どんな環境でも導入できる、スポンジフィルターに比べると濾過能力が高い
  • デメリット:水槽内のスペースをとる、フィルター部分の寿命が短く、頻繁な交換が必要

投げ込み式フィルターは、スポンジフィルターと同じ、水槽内に設置するタイプのフィルターです。

空気の力で水を吸い込み、フィルターで濾過することで水をきれいにします。

投げ込み式フィルターは設置が簡単で、比較的安価なため、初心者にも人気があります。

よく、初心者向けの飼育セットにエアポンプとともに同封されているフィルターのほとんどが、この投げ込み式フィルターです。

メリットとしては、初期コストが比較的低コストであることと、使用環境に縛られないことに加えて、独自のフィルターの存在から濾過能力が比較的高いことが挙げられます。

しかし、フィルターが水中に投げ込まれるため、設置に水槽内のスペースをどうしても取ってしまうことと、フィルターには寿命があり、各メーカーのものを定期的に購入しなければならないことがデメリットでもあります。

投げ込み式フィルターといえば!

超有名な2大製品が「水作エイト」と「ロカボーイ」です。

最強のフィルターはどれだ!

金魚飼育を行う上で、頻繁に利用されているフィルターについて紹介しました。

ではどのフィルターが、金魚の飼育に適した、最強のフィルターなのでしょうか?

自身の経験だけでなく、多くのベテラン金魚飼育者のフィルターを見ていると多くの共通点があり、総合的に評価をしました。

その結果、上部フィルターとスポンジフィルターのセットでの使用が金魚飼育に最も適した最強のフィルターという結論です。

ここでは、その理由を紹介していきます。

上部フィルターとスポンジフィルターのセットが最強な理由

価格

上部フィルターとスポンジフィルターの組み合わせは、価格面でのメリットが大きいです。

濾過能力の高さから、外部フィルターを購入しようとすると、サイズによりますが、平均でも1つ7千円前後の値段になります。

本体単体のみでなく、フィルター内部のろ材も高価(ほんとに高いです、、、)であるため、総額は最低でも1万円ほどを見積もらなければなりません。

対して、上部フィルターは高いものでも5千円前後スポンジフィルターは1千円前後で購入可能です。

上部フィルターのろ材も価格が安く性能が良いものが多数販売されており、自分独自のカスタマイズが自由にできます。

スポンジフィルターはスポンジの交換は数年間必要ないため、これらの組み合わせが最強にコストパフォーマンスが優れていると言えます。

性能

性能面でも、外部フィルター+スポンジフィルターではお互いのメリットを補完し合う関係にあります。

外部フィルターは、一つの吸水口からモーターの力で水を吸引し、濾過槽に水を送り込みます。

濾過方法は厳密には「ウエット&ドライ式」と呼ばれ、たくさんの空気に触れさせながら、飼育水を濾過していきます。

この時、空気に触れる面積が広いため多くの酸素が水中に溶け込むことで、良い濾過バクテリアを早く増加させることに優れています。

バクテリアの力による濾過力では、外部フィルターの次に優れていると言えるでしょう。

ですが吸水口が1箇所であるため、金魚が吐き出した餌や、大量のフンをすぐに吸い取ることができません。

そのような「物理的」な有機物を吸い取ることが得意なのがスポンジフィルターです。

スポンジフィルターは、ろ材はスポンジしかないためバクテリアによる濾過はそれほど期待できないものの、水中に設置されていることから物理的な有機物を吸い取る、掃除機のような役割に優れています。

お互いのフィルターとしての利点を補完し合えるという意味で、こと金魚飼育においては性能面でも最適です。

⬇︎【金魚と水に関してはこちらに詳しくまとめています】

メンテナンス

メンテナンス面でも、上部フィルターとスポンジフィルターの組み合わせは非常に優秀です。

上部フィルターは物理的な濾過だけでなく、濾過バクテリアによる生物濾過も行うことから、頻繁に掃除を行いすぎるとバクテリアが死滅するリスクを高め、逆効果になることが多いです。

ですが上部フィルターを単体で使用していると、細かい汚れや水中のアンモニアの生物濾過と、フンなどの大きな汚れの物理濾過のどちらもを行う必要があり、フィルターが汚れるスピードが急激に早まります。

バクテリアは一度減少すると早くても10日前後は回復までに日数がかかるため、汚れるスピードがバクテリアの回復よりも早くなり、水質は不安定になります。

ですがメンテナンスがしやすく、物理的な汚れを濾過する力に優れたスポンジフィルターを入れておけば、取り出してもみ洗いをするだけで、分解されづらい物理的な汚れを水槽外に出すことができます。

上部フィルターが汚れるスピードも必然的に減るため、水質は劇的に安定します。

長所と短所を補い合うことで、日々のメンテナンスも非常に楽に、確実になります。

⬇︎【金魚の飼育とバクテリアに関しては簡単にですがこちらにまとめています】

フィルターを使用する際の注意点

金魚飼育にフィルターを使用する際の注意点として、重要なものから順番に紹介しています。

どれだけ完璧にフィルターを揃えても、注意点を守らなければ数週間で水質は悪化してしまいます。

これまであまり意識していなかった方もぜひ、今日からの金魚飼育の参考にしてください。

金魚のフィルターを使用する際の注意点
  1. フィルターろ材の掃除(交換)を定期的に行うこと
  2. ろ材の掃除を行う際は、必ずカルキを抜いた水を使用すること
  3. フィルターを外す際は、フィルター内の水が水槽に流出しないようにすること

フィルターろ材の掃除(交換)を定期的に行うこと

金魚用フィルターを使用する際には、フィルターに使用しているろ材を定期的に掃除することが非常に重要です。

よく、水槽の立ち上げがうまくいった後、見た目に水は透明で綺麗なのにも関わらず、金魚が病気になることがあります。

その大半が、フィルターを定期的に掃除したり、交換したりしていないことが原因で、水槽内に有害物質や雑菌が繁殖していることケースです。

水槽という「隔離」された環境で飼育する以上、どんなにきちんとしたフィルターを設置していて、初めは水質も完璧であっても、必ず汚れは溜まっていきます。

どんなに優秀なバクテリアでも、有機物を完全に分解することはできません。

水質の調子がいいうちに、定期的にフィルターを掃除、交換することで溜まった有機物を外に出して循環させる必要があります。

よく全く掃除をせずに1年間飼育を行うなどといった記事がありますが、絶対に真似をしないのが賢明です。

ろ材の掃除を行う際は、必ずカルキを抜いた水を使用すること

フィルターやろ材を洗浄する際には、必ずカルキを抜いた水で洗うようにしましょう。

カルキが残っている水で洗浄すると、フィルターに含まれる良いバクテリアを殺してしまいます。

また、フィルター本体を洗浄する際には、できるだけ優しく洗うことが大切です。

よくフィルターの側面や、エアチューブに乳白色の白い膜がついていることがありますが、それはバクテリアの集まりです。

茶ゴケなどがついている場合はこすって落として構いませんが、そのほかの部分は水で軽く流す程度にしましょう。

対してろ材は基本的に有機物が溜まっているため、カルキを抜いた水でゆすぎましょう。

バクテリアが落ちることを怖がる方が多いですが、水中にももちろんバクテリアは存在しています。

掃除のタイミングできちんと汚れを落とす方が、一時的に減るリスクはありますが、酸素の循環が良くなることでより一層たくさんのバクテリアが繁殖します。

溜まった有機物をしっかり落とすことを意識してください。

フィルターを外す際は、フィルター内の水が水槽に流出しないようにすること

掃除や交換でフィルターを取り外す際には、フィルター内の水が水槽内に流れ出ないように注意することが大切です。

フィルターを取り外す前に、必ず電源を切って水の流れを止めてから取り外すようにしましょう。

また、フィルターを取り外す際には、周囲にタオルやバケツを用意しておくと安心です。

フィルターによってコツが異なるため、ここでは詳細な説明はしませんが、とにかく回数をこなしながら自分なりの良いやり方を模索してください。

ほとんど流れ出さずに交換ができれば、その分次の掃除までの期間を長く保つことができます。

フィルターの掃除と交換の頻度に関して

フィルターの掃除の頻度に関して、フィルターの種類毎に紹介しています。

フィルターによっては掃除に加えて、交換の頻度もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

上部フィルター

上部フィルターの掃除と交換頻度

掃除頻度:1ヶ月に1回

交換頻度:ウールマットは2ヶ月に1回、リングろ材は割れてきたタイミング(気分次第)

上部フィルターの多くはウールマットとリングろ材の2種類のろ材で構成されています。

この他、好みでゼオライトや活性炭等が含まれる場合がありますが、そちらは製品パッケージに交換頻度は記載があるため、ここでは割愛します。

大量の水量を日々濾過しているため、外からの見た目よりも中は汚れていることが多く、掃除はウールマット、リングろ材ともに1ヶ月に1回はおこなった方が無難です。

ウールマットは最も汚れやすく、掃除をおこなっているとどんどん汚れが落ちづらくなり、シワシワにしぼんできます。

交換の目安ですので、必ず交換するようにしてください。

意外にも、バクテリアはウールマットではなく、リングろ材のリングの部分に大量に住み着いています。

こちらはカルキを抜いた水で軽くすすぐ程度にし、バクテリアを温存しましょう。

ちなみに、リングろ材は数年すると割れてきます。

が、割れていても使えますので、長期的に見るとコスパは非常に高いです。

著者愛用中のウールマットです。

スポンジフィルター

スポンジフィルターの掃除と交換頻度

掃除頻度:1週間に1回

交換頻度:スポンジが小さくなったタイミング(気分でOK)

スポンジフィルターは、物理的な汚れを集めることが得意なフィルターです。

そのため金魚のフンや食べかすがダイレクトに集まりやすくなっており、頻繁な掃除が必要です。

頻繁に掃除をするためのごみ収集機のようなものだと捉え、最低でも週に1回は掃除を実施しましょう。

スポンジは非常に丈夫であり、ウールマットのようにしぼむこともほとんどありません。

掃除さえ頻繁にしていれば、交換するタイミングはほとんど訪れませんので、気が済むまで使い倒していただいて大丈夫です。

外部フィルター

外部フィルターの掃除と交換頻度

掃除頻度:1ヶ月に1回

交換頻度:ウールマットは3ヶ月に1回、リングろ材は割れてきたタイミング

外部フィルターは掃除が非常にめんどくさいです。

熱帯魚飼育や水草水槽では、メンテナンス頻度が劇的に少なくて良いことが売りですが、金魚飼育で使用する際は高頻度でメンテナンスをする必要があります。

理由は簡単で、金魚は排泄物が非常に多く、アンモニア等の有害物質の排泄量も他の観賞魚と比較して段違いに多いからです。

水換えを頻繁におこなっていても、フィルター内には有機物のカスが溜まってくるため、1ヶ月に1回は軽く内部のろ材を掃除洗浄するようにしてください。

交換に関しては上部フィルターと同じ要領で問題ありません。

投げ込み式フィルター

投げ込み式フィルターの掃除と交換頻度

掃除頻度:2週間に1回

交換頻度:1-1.5ヶ月に1回

投げ込み式フィルターも一定量バクテリアの働きは期待できるものの、水中に設置するタイプのフィルターですので、物理的な汚れが溜まりやすいです。

スポンジフィルターほどではありませんが、最低でも2週間に1回はフィルター部分を掃除するようにしてください。

このとき、フィルターの底にゴミが大量に溜まっているため、あらかじめスポイトなどで取るようにすると掃除がはかどります。

交換頻度も高めで、理想は1ヶ月、遅くとも2ヶ月スパンで新しいものに交換するようにしましょう。

外掛け式フィルター

外掛け式フィルターの掃除と交換頻度

掃除頻度:2週間に1回

交換頻度:1ヶ月に1回

外掛け式フィルターも、フィルター1枚で濾過を行うことから、水槽内のゴミが非常に溜まりやすく、最低でも2週間に1回は掃除を実施する必要があります。

フィルター本体は専用のものがほとんどで、それほど丈夫に設計されていないため、遅くとも1ヶ月に1回は新しいものに交換する必要があります。

使用は非常に簡単ですが、金魚の飼育で使うとなると、その分メンテナンスの頻度とコストはかかってくるフィルターです。

フィルターの掃除が足りていない時に発生する病気

金魚の飼育をしていると、病気は避けて通れません。

ですが、ほとんどの病気が水質を適切に保つことで発生確率を限りなく0に近づけることができます。

ここでは、フィルターを掃除しないことによる「目に見えない」水質の悪化のバロメータである金魚の病気を紹介しています。

基本的にこの病気が見つかったら、濾過フィルター内部に汚れが蓄積していることがほとんどです。

水換えに加えて、フィルターの掃除も必ずしなければならない指標ですので、ぜひ参考にしてください。

赤斑病

フィルターの掃除をしなかった(汚れに気づかなかった)時に、真っ先に発生するのがこの病気です。

運動性エロモナス菌という、細菌が水槽内に増えることによって発症します。

発症箇所は全身どこにでも発生するため、普段からよく金魚を観察し、1日でも早く見つけた上で、水換えとフィルターの掃除をした上で適切な治療を行う必要があります。

⬇︎【赤斑病に関してはこちらの記事に詳細をまとめています。水質悪化の代表的な病気です。】

穴あき病

穴あき病も、赤斑病と同じく水質の悪化が代表的な要因です。

水槽の立ち上げ初期の、水質が安定していないタイミングでもよく発生します。

バクテリアの定着が間に合っていない水槽では、たとえ濾過性能が高い外部フィルターでフンを吸い込んでも、

もちろん分解はされずにそのまま腐ります。

原因菌であるエロモナス菌の繁殖を大きく促進してしまい、結果として穴あき病や赤斑病の発症に繋がります。

水換えのタイミングで、フィルターの小まめなメンテナンスも欠かさず行いましょう。

⬇︎【穴あき病に関してはこちらに詳しくまとめています】

松かさ病

水は透明なのに、、、気づいたら松かさ病になってる!!

といった経験をしたことがある方も多いと思います。

他の病気が進行した結果、合併症として発症するパターンももちろん存在しますが、

初めから体内に細菌が感染し見た目は元気なのに松かさ病になっていることも多々あります。

どちらも、水槽内の細菌の量が増えいることで発症し、その原因のほとんどはフィルターの掃除や交換が足りないケースです。

細菌性の感染症のほとんどは、水質の悪化から発症しますが、水質が悪化しているかどうかや、雑菌が繁殖しているかどうかは目視では決して判別できません。

定期的な水換えとフィルターの掃除、日々の観察が極めて重要です。

フィルターなしの金魚飼育は可能か

ここまでフィルターを使用した金魚飼育に関して、とにかく詳しく紹介をしてきました。

では、金魚の飼育にフィルターは必要なのでしょうか。

結論として、フィルターなしで金魚を飼育することは可能です。

ですがその際には、十分な水替えや水質管理が必要です。

フィルターがない場合、水槽内には糞や餌の残渣、腐植物質などが溜まりやすく、アンモニアや亜硝酸などの有害な物質が発生しやすくなります。

そのため、フィルターなしで金魚を飼育する場合には、以下のような点に注意する必要があります。

水換えの頻度を増やす

できれば毎日半分以上の水換えを行いましょう。

これは水槽のサイズや金魚の量によって増減しますが、フィルターがない分、とにかく新鮮な水を常時送り込む必要があります。

水換えを怠ると、水質が悪化し、金魚の健康に悪影響を及ぼします。

養魚場などの繁殖施設では、フィルターはないことの方が多く、その分、毎日ほぼ全量の水換えを行っています。

そもそも、金魚は他の鑑賞魚と違い、新鮮な水が大好きですので、毎日水換えができるのであればフィルターは必要ありません。

濾過バクテリアも、正直必要ありません。

⬇︎【金魚と水の関係に関してはこちらに詳しくまとめています。】

餌の与えすぎに注意する

餌を与えすぎると、その分排泄量も増え、水は汚れます。

フィルターを設置しない場合は余計に汚れるため、注意が必要です。

とはいっても、餌をたくさん与えるために、フィルターをあえて設置しない達人も存在します。

そういった方々は、餌をたくさん与える事による水の汚れを加味した上で、フィルターで濾過が追いつかないことも分かった上で、あえてフィルターなしで飼育しています。

もちろん、水は毎日換えています。

以上のように、フィルターなしで金魚を飼育する場合には、水替えの頻度を増やし、餌の与えすぎに注意することが大切です。

水換えを頻繁にたくさん行える方には、フィルターなしでの金魚飼育は実はおすすめです。

ですが1日でもできないと即、病気まっしぐらですので、基本的なフィルター設備は整えた上で、水換えをたくさん実施するのが最強の飼育方法になります。

金魚飼育は水が命、フィルターにこだわろう!

金魚飼育において、水質管理は非常に重要です。

適切なフィルターを選ぶことは、水質を維持し、金魚の健康維持につながります。

この記事では、金魚飼育におすすめのフィルターの種類や、それぞれの特徴、注意点について詳しく解説してきました。

金魚を飼育する際には、水槽内の水質管理は欠かせません。

適切なフィルターを選んで、水質を維持し、金魚の健康を守りましょう。

また、フィルターの種類や掃除、交換頻度、メンテナンス方法をしっかり把握して、正しく使用することも大切です。

水槽内の水が澄んでいて、金魚が健やかに泳ぐ姿は、飼い主にとっても心地よいものです。

水が命の金魚飼育には、適切なフィルターを選んで、水質管理に取り組むことが大切です。

みなさんが自分にとって最高のフィルターに出会い、1匹でも多くの金魚を健康に大きく育てられることを願っています。

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