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金魚の水槽の立ち上げ方法|金魚飼育の超基本!金魚の飼育を始めよう

金魚の水槽の立ち上げ方法

金魚の水槽の立ち上げ方法に関して、初心者の方にもわかりやすく紹介しています。

金魚を飼育する上で、水槽の立ち上げは必須の基本作業です。

ですが水槽の立ち上げ方法をきちんと理解してできている方は少なく、多くの方が「なんとなく」実施しています。

この記事にたどり着いたあなたも、普段はなんとなく水槽を立ち上げて、あっというまに水が真っ白に、、、

なんて経験をしたことがあるのではないでしょうか。

今後、飼育する金魚の種類を増やすときも、必ず水槽の立ち上げは行うことになるため、この記事でマスターするようにしましょう。

この記事に関して

この記事では、記事内の写真の紹介に、みなさんのインスタグラムでの投稿をピックアップし、飼育の参考になる金魚の水が画像を閲覧できるようにしております。ぜひ、お楽しみください。

また投稿の最後に、金魚の薬浴や塩浴に便利な濃度計算表(自動計算)へのリンクを掲載しています。

誰でも完璧な濃度で薬の計算ができるので、ぜひご利用ください。

金魚をお迎えするにあたって

金魚を飼いたい!と思った際に、多くの方がやってしまいがちなのが、「まず、金魚を購入すること」です。

ですが、金魚を飼育する上で最も重要なことは金魚を購入することではなく、金魚が住める水槽の環境を整えること(水槽の立ち上げ)です。

よく、金魚をお迎えして数日で亡くしてしまったりするケースはこの「水槽の環境の構築」を行わずに金魚をお迎えしているパターンがほとんどです。

環境さえきちんと整えていれば、金魚はいつお迎えしても構いません。

金魚の水槽の立ち上げは、この環境を整える作業でもあります。

金魚をお迎えしたい気持ちをグッと抑えて、まずは飼育水槽の立ち上げを行ってみて下さい。

金魚の水槽の立ち上げに必要なもの

金魚の水槽の立ち上げに最低限必要なものを記載しています。

予算の少ない初めての段階でも揃えることができるようにチョイスしています。

ぜひ、参考にしてみてください。

①水槽

水槽と記載していますが、バケツやトロ舟(建築時にコンクリートなどを混ぜるプラスチック製の箱)、衣装ケースで飼育している方もいます。

金魚を横から見たいか、上から見たいかで選択しましょう。

水槽を選ぶ上で最も重要なポイントは、水量です。

金魚1匹あたり、最低でも10ℓ以上は必要だとされています。

45㎝水槽だと、およそ40ℓですので、最大で4匹となります。

金魚は、広いスペースで少ない数を飼育した方が成長も早く、大きくなりやすいです。

飼育者が金魚をどう飼育していきたいかによって、水槽のサイズを調整しましょう。

②エアレーション

金魚は水中の酸素をエラから吸収して呼吸をしています。

水中に酸素がないと、最悪の場合、呼吸ができずに死んでしまいます。

金魚は他の観賞魚と比べても、酸素の消費量が多い生き物です。

ろ過器の種類にもよりますが、エアレーションは設置した方が無難です。

③ろ過器

エアレーションだけで飼育している人も多く、金魚は新しい水が大好きであるため、水換えを頻繁に行えるのであれば、本来ろ過器は必要ありません。

よく誤解されがちですが、ろ過器は絶対に必要なわけではありません。

ろ過器には様々な種類があり、それぞれメリット、デメリットが存在します。

飼育スタイルに適したろ過器を選ぶようにしましょう。

金魚と飼育水に関してはこちら

④水

私たちが普段使用している水には、カルキと呼ばれる塩素が含まれています。

このカルキは、金魚には有害ですので、2-3日汲み置きをするか、市販のカルキ抜きを利用しましょう。

金魚の水換えの基本はこちらで確認してください。

⑤立ち上げタイミング

③で紹介したように、ろ過器は必須ではありません。

ですが、多くの飼育者にとって、毎日水換えをするのは非常に重労働です。

水換えを怠ると、金魚が調子を崩したり、病気になったりしてしまいます。

水換えの回数を少なくするためには、ろ過器の設置と、ろ過バクテリアの繁殖が欠かせません。

ですが金魚飼育におけるバクテリアの効果は、他の観賞魚とは大きく異なり、多くの方が混同しています。

金魚とバクテリアに関してはこちら

水槽をきちんと立ち上げて、元気な金魚をお迎えしよう

水槽の立ち上げが終わったら、次はいよいよ金魚のお迎えです。

立ち上げさえきちんと行えていれば、金魚はいつお迎えしても構いません。

たくさん悩んでお気に入りの1匹を見つけましょう。

金魚の選び方についてはこちら

金魚の薬|濃度計算表(まとめ)

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