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金魚の選び方の注意点|元気な金魚を選んで長く楽しい金魚ライフを!

元気な金魚の選び方の注意点

金魚の選び方の注意点に関して、初心者やまだ金魚を飼育したことがない方にもわかりやすく紹介しています。

ペットショップや観賞魚店にいくと、色とりどりの沢山の種類の金魚がいます。

金魚をお迎えする準備も完了し、いざお迎えするタイミングになって、どの金魚をお迎えするか迷ってしまうこともしばしば。

できるなら、少しでも元気で長生きする金魚を選びたいですよね。

今回は、金魚をこれから飼育しようとしているあなたにとって、金魚の選び方の注意点をお伝えします。

お気に入りの金魚を長く、健康に育てる上でとても大切な知識です。

金魚をお迎えする際はぜひ、この記事の内容を参考にして元気な金魚を選んでください。

この記事に関して

この記事では、記事内の写真の紹介に、みなさんのインスタグラムでの投稿をピックアップし、元気な金魚の写真や動画を閲覧できるようにしております。

また投稿の最後に、薬浴や塩浴に便利な濃度計算表(自動計算)へのリンクを掲載しています。

誰でも完璧な濃度で薬や塩の量の計算ができます。ぜひご利用ください。

金魚を選ぶ際の注意点

金魚を選ぶ際に注意して見るポイントを簡単なものから順番に紹介しています。

最低限の項目を紹介しているため、もし気に入った見た目や、柄の金魚がこれらの項目に該当する場合は、残念ですが購入を諦めることをおすすめします。

飼育上級者の中には、外見の特徴が気に入ったために、異常があると分かった上で購入し、持ち帰った後に治療を行う方もいます。

ですがこれには、金魚の状態や体力、回復させるための方法をその場で見抜く観察眼が必要です。

初心者の方は、なるべく見た目の好みよりも、状態の良い金魚を選ぶことをおすすめします。

金魚の選び方の注意点
  1. とにかく元気に泳ぎまわっている金魚を選ぶ
  2. 上下左右のバランスが良い金魚を選ぶ
  3. ヒレの大きさやバランスが良い金魚を選ぶ
  4. 病気や寄生虫が付いていない金魚を選ぶ

①とにかく元気に泳ぎ回ってる金魚を選ぶ

金魚は日中はとにかく泳ぎ回っている生き物です。

近づいても金魚が動いていない=身体の調子があまり良くないということです。 

とにかく、よく動き回ってる金魚を選びましょう。

まだ金魚の飼育に慣れていない初心者のタイミングだと、どうしても外見の見た目だけで選んでしまいがちです。

ですが、どんなに気に入った模様の金魚でも、お迎えしてすぐに病気になってしまうと、金魚飼育の楽しさを感じることができません。

最悪の場合、金魚飼育が嫌になってしまうかもしれません。

沢山の金魚がいる中で、まず第一に重視すべきは「元気に泳ぎ回っているかどうか」です。

②上下左右のバランスが良い金魚を選ぶ

少し難しいかもしれませんが、金魚にはそれぞれ泳ぎ方のクセがあります。

お尻が上に浮いていたり、左右どちらかに偏って泳いでいる金魚を選ぶのはやめておきましょう。

生まれつき、浮き袋や消化器に異常があるのかもしれません。

治療が難しい金魚の代表的な病気として、転覆病というものがあります。

この病気の原因は明確にわかっておらず、「浮き袋」か、「消化器」のどちらかに異常が生じることで発症すると言われています。

⬇︎【転覆病に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています】

多くの飼育者の意見として、生まれつき転覆病になりやすい個体がいるとも言われており、金魚を選ぶ際はなるべくまっすぐバランスよく泳いでいる個体を選びましょう。

③ヒレの大きさやバランスが良い金魚を選ぶ

個体によって、左右の胸ビレのサイズや尾びれのバランスなどが違う金魚もいます。

金魚には種類によって「三つ尾」や「四つ尾」と呼ばれる様に、尾びれが複数ある個体も存在します。

それぞれヒレの数がきちんと揃っているか、大きさのバランスは正しいかをきちんと確認しましょう。

①や②に比べると、金魚の健康と直接的には関係のないポイントですので、多少不揃いでも気に入ったカラーや品種であればお迎えしても構いません。

お迎えしてから初めて気づいても飼育者の自己責任となるため、なるべくよく観察して後悔のない個体を選びましょう。

④病気や寄生虫が付いていない金魚を選ぶ

よく泳ぎ回ってる金魚でも、体表に白い粒が付いていたり、虫のようなものが付着している個体は避けましょう。

お迎えしてから薬浴や、塩浴を行えば治療可能かもしれませんが、ベテランでなければリスクが非常に高いため、お迎えは避けた方が無難です。

金魚飼育を始めたての方にとっては、金魚の病気はどういう種類があるのかが、そもそもわかりずらいと思います。

金魚が感染する病気の種類は多く、筆者も頻繁に金魚専門店へ足を運びますが、「病気や体調不良の個体が1匹もいない」お店とはまだ出会ったことがありません。

数百、数千匹の金魚を管理していると、毎日何かしらの異常が発生するのは当然です。

重要なことは、飼育者自身が、金魚の病気に関して一通り理解し、健康な個体を見極めることができるかどうかです。

金魚の病気の種類についてはこちらに詳しくまとめています。ぜひ参考にしてください。

たくさん悩んで後悔のない子をお迎えする

金魚は適切な飼育を行えば、5年〜10年生きる生き物です。

年々大きく、飼い主にも懐いていく様は金魚飼育の醍醐味です。

色々なショップをめぐり、悩みに悩んで選んだ金魚であれば、飼育の手間や、病気の治療も乗り越えられるはずです。

衝動買いではなく、思う存分悩んで、あなたにとっての最高の金魚をお迎えして下さい。

お迎え後にはすぐ水槽に移すのではなく、必ずトリートメントを行う様にしましょう。

トリートメントって何? どうやってするのかわからない。。といった方に向けてトリートメントに関してもわかりやすくまとめています。

トリートメントまできちんと行った上で、最高の金魚ライフをスタートさせてください。

新しく金魚の水槽の立ち上げを行う方はこちらも参考にしてください。


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