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地金の産地と特徴をご紹介!金魚好きの憧れ、地金を飼育しよう!!

地金の産地、特徴をご紹介!

地金の産地や特徴に関して、地金を初めて見た方にもわかりやすく紹介しています。

地金について、金魚好きのみなさまはどのくらいご存知でしょうか?

最近では、金魚に力を入れているペットショップでも、取り扱いが増えてきています。

今回は、そんな少しニッチでマニアックな金魚である「地金」が気になるあなたに、産地や特徴を紹介しています。

コンパクトで読みやすい記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事に関して

この記事では、みなさんのインスタグラムでの投稿をピックアップし、地金の画像を閲覧できるようにしております。

また投稿の最後に、薬浴や塩浴に便利な濃度計算表(自動計算)へのリンクを掲載しています。

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地金の産地

一見少し太った和金のような地金、実は愛知県の天然記念物に指定されています。

その歴史は古く、江戸時代初期にまで遡ります。

当時の三河国(現在でいう三河地方)と尾張の国(現在でいう尾張地方)で飼育されてきました。

そのシャチホコを彷彿させるシルエットから、江戸時代から現代に至るまで、愛知県内で多くの愛好家が飼育しています。

地金の特徴

長年に渡り、愛知県のみで飼育がされ、個体数も少ないことから日本固有の希少種とされている地金ですが、地金特有の特徴が存在します。

ここでは、それぞれ紹介していきます。

地金の特徴
  • 特徴的なくじゃく尾
  • 六鱗と呼ばれる独特な模様

特徴的なX字のくじゃく

地金の最大の特徴が、「くじゃく尾」と呼ばれるX字に開いた尾です。

同じ和金型の金魚の中でも、このくじゃく尾は珍しく、地金ならではの特徴的です。

その形から、別名「シャチ」や、「孔雀」などと呼ばれることもあります。

鱗と呼ばれる独特な模様

そもそも、地金が非常に珍しい金魚であることから、その模様をイメージするのも難しいかもしれません。

地金と呼ばれる金魚は六鱗と呼ばれる非常に特徴的な模様をしています。

具体的には、口元、胸びれ、背びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれの合計6箇所が赤く色付いており、そのほかの部位は真っ白な模様となっています。

これらは他の品種のような自然発生的な模様ではなく、生まれてから色変わりが起こるまでの期間に、「調色」という独自の技法を用いて人為的に作出された模様になります。

地金の飼育に関して

地金のような和金型の金魚は、基本的には原種のフナと同じく、非常に丈夫で飼育がしやすい品種です。

ですが地金だけは、他の金魚に比べて飼育難易度が高いと言われています。

諸説ありますが、やはり名古屋地域だけで数百年、品種改良と固定化をされ続けたため、遺伝子的に変化に弱いことが考えられます。

サイズも比較的大型になり、飼育スペースも必要になることから、まずは他の品種で経験を積み、基本的な飼育方法に慣れてから挑戦することを強くお勧めします。

地金の飼育の練習におすすめなのが「和金」と言われる品種です。

和金に関してはこちらで詳しく紹介しています。

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