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トロピカルNの計量方法/量り方と使い方(自動計算)【取扱説明つき】

トロピカルNの計量方法

金魚の病気の治療薬、「トロピカルN」の計量がすぐにできる計算表です。

金魚だけでなく、メダカや熱帯魚など、トロピカルNが使用できる色々なお魚に活用できます。

金魚の薬浴を行う時に毎回お使いいただけるよう、全ての薬が自動計算できる金魚の薬|濃度計算表(まとめ)へのリンクを添付しています。ブックマークしてお使いください。

計算表の注意点

この計算表は、「金魚の薬の計り方で紹介している薬の計量方法に基づいて作成しています。

必ずこの記事を読んで、内容を理解してから計算表を利用するようにしてください。

方法を理解してしまえば、どんなに算数が苦手な方でも、簡単にいつでも正しい濃度で金魚の薬の計量が可能です。

今後、金魚の薬浴を行う時は必ずこちらの計算表を利用するようにしてください。

トロピカルN

成分10g中

  • トリクロルホン1.0g
  • アクリノール0.2g
  • 塩化ナトリウム8.8g
効果のある病気

おすすめの購入量

市販されている量
  • 粉末:30g × 1瓶
  • 粉末:100g × 1瓶

薬の劣化も踏まえ、購入はできるだけ30gサイズにするようにしましょう。

※2022年9月現在楽天市場でのみ販売が確認されています。

観賞魚用の薬としての歴史は長く、半世紀以上にのぼります。

こちらも、レスバーミンと同じく金魚の寄生虫に高い効果があるものの、計量が極端にしづらいという弱点があります。

用法用量としては

  • 本品02.gを取り水20Lの割合に溶液として使用する。
  • 添付のサジ1ハイ(成分2g)は水200L分です。
  • 小さなコップなど適当な容器でよくといて水槽又は池に万遍なくまいて下さい。

と記載されています。

ペットとして金魚を飼育している方の中で、200Lもの薬液が必要な方はごく少数派でしょう。

レスバーミンやリフィッシュと同じように、水量に合わせた正確な濃度を計量する必要があります。

計算表に関して

30gタイプ(他サイズでも可)のトロピカルNを購入し、スプーン1杯(2g)をよく溶かしたトロピカルN水溶液を、薬浴用水槽の水量に対して何ml投入すればいいのかを記載しています。

※トロピカルN用量(水200Lに本剤2g)に従い、本計算表では水量200Lに対して2gの濃度を規定

※推奨薬浴期間:5〜7日間(2サイクルの実施を推奨)

トロピカルN自動計算表

金魚の薬の濃度計算ツール
    

水槽のサイズを入力


塩浴も同時に行う場合

                                
    

トリートメントタンクの水量を入力

    

塩浴も同時に行う場合

  
デミリンについて

レスバーミン・リフィッシュ・トロピカルNと同様の効果がある薬として「デミリン」が登場することが増えましたが、本サイトでは金魚への利用を推奨していません。

理由としては、デミリンが観賞魚向けに作られた薬ではないからです。

デミリンは「不快害虫」の駆除を目的として製造販売されており、用水路や下水に投入して使用するため、用量も1g=水量1tと濃度が極めて高く、薬効も強いです。

そのため、水量の多い広い池で鯉などの大型の観賞魚を飼育している愛好家に利用されてきました。

金魚の寄生虫駆除の目的でも利用できないことはないのですが、水量の少ない環境では、少しの濃度調整ミスで大きなダメージを与えてしまうため、リスクの方が大きいです。

それに対して、レスバーミンやトロピカルNは観賞魚用に薬効が抑えれられています。

よほどこれらの薬が手に入らないケースを除いて、デミリンは金魚には使用しないことをおすすめします。

薬浴の手順と期間

ピンセットで親虫を取り除く

トロピカルNでの薬浴の手順と期間を紹介しています。

これらの薬を金魚に使用する場合、ほとんどのケースで「イカリムシ」か「ウオジラミ」の寄生が原因です。

薬浴を行う前に、必ず「ピンセットで親虫を取り除く」ようにしてください。

トロピカルNは脱皮を阻害することで寄生虫を駆除します。

すでに成虫で脱皮の必要がない親個体に関しては効果がありません。

同様に、卵にも効果がないため、成虫を取り除いた後の薬浴は複数回継続して行う必要があります。

薬浴手順

金魚の寄生虫の治療には大きく分けて2つのポイントがあります。

寄生虫治療2つのポイント
  • 寄生虫の駆除
  • 寄生された金魚のケア

この2つのポイントを丁寧に押さえることで、治療は完了します。

それぞれの手順を記載していますので、ぜひ参考にしてください。

寄生虫が発生した水槽

1日目:トロピカルN水溶液を適量入れる

金魚に外傷がない場合、金魚が生活していた水槽内の寄生虫の駆除をするだけです。

トロピカルNは濃度が非常に高く、コスパが良い反面、水量に応じた計量が難しいです。

初めに水に溶かし、水溶液にしてから、本計算表を使って正確に計量することをおすすめします。具体的な方法はこちら

6日目:3/4の水換えを行い、トロピカルN水溶液を適量入れる

水中を漂う寄生虫の幼体の駆除は完了しています。ちょうど薬の効果が弱まるタイミングであり、卵がまだ残っている可能性が高いです。3/4の水量に対して適切な薬液の量を計算表で計量し、薬浴を継続してください。

12日目:通常通りの水換えを行う。薬浴を終了していく

ここまで薬浴がきちんと実行できていれば、水槽内の寄生虫は全て死滅しています。

水換えを通常通りのペースで実施しながら、薬浴を終了しましょう。

寄生された金魚のケア

イカリムシやウオジラミといった寄生虫は、金魚の体表に針状の口を突き刺すことで金魚の体液を吸って生活しています。

特にイカリムシは、1度口(頭部)を突き刺すと一生離れません。

そのため、突き刺した後の力も非常に強力であり、成虫を金魚から引き抜くと赤く炎症していることがほとんどです。

炎症した部分からの、水カビ病や赤斑病などへの二次感染を避ける必要があります。

寄生された金魚に外傷がある場合、おすすめは「グリーンFゴールド」での薬浴です。

薬浴の方法や薬の計り方に関してはこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

薬浴の注意点

寄生虫の駆除目的で薬浴を行う際の注意点を紹介しています。

計算表を使ってどれだけ正確にトロピカルN水溶液の量を計量しても、注意点を守らなければ、治療は高い確率で失敗します。

餌は抜く

薬浴の際は「餌は絶対に抜く」ようにしましょう。

どんなに金魚が食べたい仕草をしていても、決してあげてはいけません。

病気になるまでの飼育が適切であれば、金魚は絶食には非常に強い魚であるため、2週間ほどの絶食ではびくともしません。

体調が悪そうに見えるのは餌をあげていないからではなく、寄生虫の寄生が原因です。

中途半端に餌を与えると、水質が悪化し、他の細菌性の感染症を引き起こします。

薬浴中は「餌は何があっても与えない」が基本です。

濾過フィルターは使わない

薬浴中、濾過フィルターは設置しません。

濾過フィルターには薬の成分を吸収してしまう危険があるためです。

濾過フィルターではなく、エアーストーンを設置して酸素の供給を行いましょう。

大切な基礎知識

トロピカルNでの治療を進める上で、オススメの記事をまとめています。

治療を安全に実施する上で、とても重要な知識とスキルが記載されています。

一通り目を通してからトロピカルNでの薬浴を実施するようにしましょう。

金魚の薬浴「大切な基礎知識」

金魚の薬まとめ計算表

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