金魚水槽に砂利を入れると、水槽らしい景観を作りやすくなります。
水草や飾りを固定しやすくなる一方、粒の間へフンや食べ残しが入り、底掃除に手間がかかります。
金魚の飼育に砂利は必須ではありません。
見た目、掃除のしやすさ、使いたいフィルターや水草を比べ、砂利を入れるか、底を何も敷かないベアタンクにするかを決めましょう。
この記事では、金魚水槽に合う砂利の選び方、敷く前の準備、日常の掃除方法を順番に紹介します。
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砂利あり・砂利なしの違い
| 項目 | 砂利あり | 砂利なし |
|---|---|---|
| 見た目 | 自然な景観を作りやすい | すっきりして底の汚れが見えやすい |
| 水草・飾り | 根元や土台を固定しやすい | 鉢植えや重り付きなど固定方法を選ぶ |
| 掃除 | 粒の間を底床クリーナーで掃除する | 底のフンや残餌を直接取り除きやすい |
| 管理の注意 | 汚れのたまり方を外から把握しにくい | 底面の反射や滑りが気になる場合がある |
| 向いている人 | 景観や水草を楽しみたい人 | 汚れを見ながらこまめに管理したい人 |
どちらを選んでも、ろ過と水換えは必要です。
砂利を入れるだけで水質が安定する、砂利を外すだけで掃除が不要になる、と考えないようにしてください。
金魚水槽の砂利を選ぶ4つの基準
1.角が鋭くないものを選ぶ
金魚は底をつつきながら餌を探すような動きをします。
表面が鋭い石や割れやすい素材は避け、観賞魚用として販売されている、角の少ない砂利を選びましょう。
出目金のように目が張り出す品種、長いヒレを持つ品種では、砂利だけでなく石や飾りの角も確認してください。
手で触れたときに引っかかる部分があれば、水槽へ入れない判断も必要です。
2.口に入りやすい粒と、汚れが詰まる大粒を避ける
金魚は砂利を口に含んで吐き出すことがあります。
粒の大きさを一律に決めるのではなく、飼っている金魚の口に挟まりそうな形やサイズではないかを確認しましょう。
反対に、大きな石を並べると隙間へフンや餌が落ち、掃除器具が届きにくくなることがあります。
購入前に、底床クリーナーで吸い出せる構成かも考えてください。
3.観賞魚用で、使用前の処理が確認できるものを選ぶ
園芸用や屋外装飾用の石ではなく、水槽で使えることが明記された製品を選びます。
水質へ影響する素材もあるため、対象となる魚、洗浄の要否、底面フィルターへの対応などを製品表示で確認してください。
4.掃除できる厚みにする
観賞魚中心の水槽では、必要以上に厚く敷くと汚れの状態を確認しにくくなります。
GEXの水槽説明書には砂利を2〜5cm敷く一例がありますが、使用する底砂、水草、底面フィルターの有無で適した厚みは変わります。
金魚中心なら、景観と掃除のしやすさを両立できる範囲から始めましょう。
観賞魚用か/角や割れがないか/金魚の口に挟まりにくいか/使うフィルターに合うか/日常の底掃除ができるかを確認します。
砂利を水槽へ入れる前の準備
- 新品の飼育専用バケツを用意する
- 製品表示を読み、洗浄の要否と方法を確認する
- 洗浄が必要な砂利は、洗剤を使わず水ですすぐ
- 濁りや細かな粉が落ち着くまで、少量ずつ扱う
- 空の水槽へ静かに敷き、器具や飾りとの間隔を確認する
土を焼き固めたソイルなど、洗うと粒が崩れる底床もあります。
「砂利はすべて同じ方法で洗う」と決めず、使う製品の説明に従ってください。
家庭の掃除に使ったバケツやザルは流用せず、新品を金魚専用として用意します。
日常の砂利掃除は水換えと一緒に行う
砂利の間にたまったフンや食べ残しは、排水ホースや底床クリーナーで吸い出します。
一度に底全体を強くかき混ぜるのではなく、水換えの排水に合わせて範囲を分けると管理しやすくなります。
広告:底の汚れを吸う道具の一例として、水作「プロホースEX M」があります。
水槽の高さや砂利との適合を購入前に製品表示で確認してください。
- 電源を切る必要がある器具は、説明書に従って停止する
- 水槽の水を排水しながら、砂利の表面と隙間の汚れを吸う
- 飾りの下や水流が弱い場所を重点的に確認する
- 砂利を取り出して洗う場合は、水槽から抜いた飼育水を使う
- カルキ抜きと水温調整をした水を戻し、器具を再開する
GEXの飼育ガイドでは、底砂にいるろ過バクテリアへの影響を避けるため、日常の砂掃除は水道水ではなく水槽の水で洗う方法を案内しています。
すべての砂利とろ材を同じ日に新品同様まで洗う必要はありません。
砂利を入れるかは、見た目と掃除の続けやすさで決めよう
砂利のある水槽と、砂利のない水槽のどちらが正解というわけではありません。
景観や水草を楽しみたいなら砂利が候補になり、底の汚れを見ながら掃除したいなら砂利なしも選択肢です。
砂利を使うなら、角、粒の大きさ、材質、厚み、掃除方法を購入前に確認しましょう。
飼育を始めた後も、底に残餌がたまっていないかを見て、日々の掃除に合わせて配置を調整してください。
参考:GEX お手入れ方法、GEX 底砂の案内、RSPCA Australia 金魚の飼育


